◯太郎裏物語〜その2〜

カッパは大きなラフランスを陸に上げることに成功しました。

 

カッパ「へへ、これで一生洋梨には困らないぜ!はははは!」

 

いや、腐ります。そしてラフランスです。

 

おばあさん「あのー、カッパさん…?(目がハート)」

 

カッパ「それにしてもこの洋梨はどこから流れてきたんだ?」

 

もう、洋梨でいい。

 

おじいさん「おーい!ばあさんや!!大変じゃー!」

 

イノシシ狩りに行っていたおばあさんっぽいおじいさんが山から戻ってきました。

 

カッパ「??」

 

おじいさん「ばあさんや、大変なんじゃ山に来ておくれ」

 

おばあさん「どちら様?(冷めた目)」

 

えーーー!!

 

おじいさん「な、なにを言ってるんじゃ!服もビショビショやし。なんかあったんか?」

 

おばあさん「な、なにもないわよ…。(頬を赤らめる)」

 

なに照れたんだよおばあさん!

 

カッパ「よいしょっ(ラフランスを持ち上げる)」

 

おばあさん「あ、カッパさん待って!!」

 

おじいさん「えっ!?!?カッパ!?!?」

 

気づくの遅いよ。

 

カッパ「あ、俺に会ったことマスコミとかに言わないでね。もうさんざん◯春とかに追いかけられて疲れたからさ。」

 

そう言ってカッパは去って行きました。

 

おばあさん「カッパ…さん…(目がハート)」

 

おじいさん「……。」

 

 

この日、かなり下流の所では大きな桃を見つけた老夫婦もいたという。

 

そして、かなり上流には大きなバナナを見つけたファンキーな夫婦もいたという。

 

終わり

 

※これは完全なフィクションです。